脳を失くしたい

思うがまま書いてみよう。
こんな文章がいいとか、こんな言い回しがいいとかじゃなく。
こんなことを書いたら人はどう思うかとか
こんなの読みたくないよねとか。
こう書きながら、まだ言葉を選んでいる。
人間は本当に面倒くさい。
自分の居場所、自分自体を常に探している。
探求しているつもりはないのに
もう、全ては単なる素粒子の動きでしかないとわかっているのに
わかっていること自体が素粒子の集まりが勝手にわかってるだけで
全ては、ただ、在るだけ。なのに。

以前よりは楽だ。
悩むことはない。
起こる事すべてを自分が前もって創造しているだけだとも
わかってる
もっと明確に、なりたい世界を思い描きたいのに
その明確な世界が見えない。
自分は存在しないのだし
なりたい自分自体が、そもそもいないのだ。
そこをまだ納得できない抵抗がある。
抵抗自体も、たんなる素粒子の動きであるし
しかしその素粒子に「動き」というエネルギーを与えているその存在は?
存在しないのか?